下着ディズニーが波紋を呼ぶ:承認欲求とマナーの狭間で揺れるテーマパークの現状とは?

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東京ディズニーリゾートで撮影された、ある女性インフルエンサーの露出度の高い服装が、エックス上で「下着ディズニー」として拡散され大炎上しています。

この騒動は過去の「下着ユニバ」を彷彿とさせ、テーマパークにおけるマナーや承認欲求の是非が再び問われる形となりました。

当記事では、「下着ディズニー」問題の詳細、ディズニー運営側の対応、今後の課題などについて深掘りします。

目次

騒動の詳細

話題となったのは、白のシースルーシャツを羽織り、ボタンをすべて開けて黄色の下着を露出した女性インフルエンサーの姿。

この写真がエックス上に投稿されるや否や、「夢の国で下着姿?」と非難が殺到しました。

この騒動は2022年に起きた「下着ユニバ」を彷彿とさせるもの。

大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに、露出の激しい服装で訪れたインフルエンサーたちが大炎上した事件が記憶に新しい中、再びテーマパークの公共性が問われる騒ぎとなりました。

承認欲求と過度な露出

今回の「下着ディズニー」騒動に限らず、露出を伴うインフルエンサーの行動は年々エスカレートしている印象があります。

例えば、2025年の大阪・関西万博の会場内で、赤色の下着を露出させた写真を投稿した女性も話題になりました。

さらに昨年は、しゃぶしゃぶ店で下着を堂々と見せた女性がネットニュースに取り上げられるなど、「脱ぐことでしか注目されない」という声も出ています。

こうした行動の背景には、「承認欲求を満たしたい」「バズりたい」といったSNS時代特有の心理が潜んでいると考えられます。

ディズニーの公式見解と対応策:入園拒否や退園の可能性も

株式会社オリエンタルランド(東京ディズニーリゾートの運営会社)からは下記のような声明が出されました。

「東京ディズニーリゾートでは、他のゲストの迷惑となるおそれがある場合や、公序良俗に反する服装は、入園をお断りする場合があります。また、パーク内で不適切な服装を確認した場合、キャストが注意し、退園をお願いする場合もあります」

引用:株式会社オリエンタルランド

ディズニー側は明確に「公序良俗に反する服装はNG」としており、今回のような過度な露出には毅然と対応する姿勢を示しています。

ハロウィン期間の仮装ルールと今後の懸念

9月17日から10月31日までは、東京ディズニーランドとディズニーシーで「ディズニー・ハロウィーン」イベントが開催され、ゲストのキャラクター仮装が認められています。

ただし、ディズニーの公式サイトでは下記のような注意書きがあります。

「他のお客様が不快に感じるおそれのある仮装や迷惑となるおそれのある行為が見受けられた場合、状況に応じてキャストより声を掛けさせていただく場合があります。キャストの判断で、入園をお断りしたり、退園していただく場合もあります」

引用:ディズニー 公式サイト

仮装OKのイベントだからといって、全てが許されるわけではありません。

「ハロウィンの自由さ」と「公共のマナー」は両立すべき課題となっています。

ネット上での反応と声

今回の「下着ディズニー」騒動には、様々なコメントが寄せられています。

特に多かったのは、下記のような批判的意見です。

・「自分さえよければいいって考えがすごい」

・「子供がいる場所でこれは不快すぎる」

・「脱ぐことでしか承認欲求を満たせないなんて惨め」

一方で、

・「表現の自由」

・「ファッションの一種」

という擁護意見も一部で見られ、ネット上では価値観の違いが浮き彫りになっています。

まとめ

「下着ディズニー」騒動は、テーマパークという公共空間でのマナーと、SNSでの承認欲求の衝突を象徴する出来事です。

ディズニーが定めるルールは、全てのゲストが快適に過ごすためのものであり、その趣旨を理解して行動することが求められます。

今後、イベントシーズンやハロウィンなどで同様の問題が繰り返されないよう、1人1人が「自身の行動が他人にどう見られるか」を意識する必要があるのではないでしょう。

当記事は以上となります。

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この記事を書いた人

当サイトでは主に話題の時事ニュースを扱っています。

筆者は富山県出身&富山県在住。

Bリーグの富山グラウジーズを応援しています。

写真の撮影をしており、撮影の対象は選手やチア、綺麗な風景です。

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