2025年9月、スペインから来日中の外国人YouTuberによる迷惑行為が、日本国内で大きな波紋を呼んでいます。
電車内での乗客とのトラブルや、カラオケ店前での危険な花火騒動など、公共の場で繰り広げられた配信がSNS上で拡散され、JR九州や大手カラオケチェーンも「迷惑行為をやめてほしい」とコメントを発表しました。
当記事では、この一連の騒動の詳細や背景、社会的影響などについて深掘りします。
電車内での騒動
外国人男性は、麦わら帽子と派手な服装でJR九州の電車に乗車し、優先席に座ってライブ配信を開始。
大声で話す様子が動画に映っており、向かいに座った仲間がそれを撮影していました。
これに対し、後ろの席にいた中年の日本人乗客が「うるさいよ」と注意。
1度は戻った乗客も、配信をやめない男性に再び注意し、軽く頭を押すような仕草を見せたことで、両者の間で言い合いに発展。
最終的には、外国人男性が乗客を後ろから突き飛ばすという暴力行為にまで至りました。
乗客は座席に激突し、騒動を受けて車掌室に通報。
その後、駅員が車内に入り、外国人男性は別の車両に移動することとなりましたが、配信は続行されたままでした。
カラオケ店「ビッグエコー」前での危険行為
さらに問題となったのが、大手カラオケチェーン「ビッグエコー」前での動画です。
外国人男性と仲間は、店舗の階段踊り場でライターで花火に火をつけ、カラオケ店に向けて打ち上げたり、振り回したりする様子を配信。
この動画もSNS上で拡散され、「危険すぎる」「テロ行為では?」といった非難が殺到しました。
第一興商は、「店舗は特定できていないが、事実関係を調査中」としつつ、「お客様にご迷惑をおかけする危険な行為はやめてほしい」と声明を発表しています。
なぜこうした迷惑配信が繰り返されるのか?
今回の件に限らず、近年では「バズりたい」「目立ちたい」という欲求から、過激で迷惑な行動をコンテンツ化するインフルエンサーが後を絶ちません。
特に外国人観光客の場合、日本のマナーやルールへの理解が浅く、結果的にトラブルを引き起こすケースも増えています。
こうした迷惑系配信は、再生回数やフォロワー獲得を目的としたものであり、公共の秩序や他人の安全が軽視されがちです。
今後はプラットフォーム側の規制強化や、観光マナーの徹底が求められます。
引用:JCASTニュース
ネット上での反応と声
ネット上では、怒りと不安の声が多数投稿されています。
・「公共の場で暴力なんてあり得ない。逮捕されるべき」
・「ルフィの格好しても中身が伴ってない」
・「観光ビザを悪用してる。出禁にしてほしい」
・「配信サービスもこういう人をBANして」
一方で、
「こうした行動は一部の外国人であり、全体を差別してはいけない」
との冷静な意見も見られました。

まとめ
今回の外国人YouTuberによる迷惑行為は、日本の公共空間での秩序やマナーに対する深刻な挑戦とも言えます。
JR九州や第一興商といった企業が毅然とした姿勢を見せたことは評価されるべきですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。
SNSプラットフォームの運営者、観光業界、そして一般市民1人1人が「公共の場を守る」という意識を持ち、マナー違反には厳正に対処していくことが、再発防止につながるでしょう。
当記事は以上となります。
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